大人のトゥシューズ 2

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トゥシューズで注意することは「怪我」とお伝えしました。怪我をしないようにするためには正しくトゥシューズで立つことが大事です。正しいトゥシューズの立ち方をお話しします。

まず、トゥシューズを履いてア・テール(足の裏全部が床に着いてる)の状態のとき、バレエシューズのときと同じように足の指5本全部で床を押します。土踏まずを上げるようにし、全身で重心を引き上げます。

トゥシューズで立ったとき、プラットフォーム(トゥシューズの先端。トゥシューズで立つとき床に接触する平らな部分)全体が床に着いていなければいけません。足の指は握ることなく、床に向かってまっすぐに伸ばし、しっかり足の甲を伸ばしプラットフォーム全体に均等に乗ります。そうしなければバランスを保つことできません。
初心者の方はトゥシューズで立ったときプラットフォーム前方部分まで乗り切ることが出来ない方が多いです。

トゥシューズで立ったとき、プラットフォームから土踏まず、足首、膝、つけ根まで一直線になるよう立つようにします。人により脚の形は違いますが、床から垂直になるよう立つことが理想です。

最後に、トゥシューズは立っただけでは踊ることは出来ません。立ったところから下りることもコントロールしなくてはいけません。そのためには重心を引き上げ、足の裏や足の指全ての筋肉を使わなければいけません。

トゥシューズを自分の足の延長のように扱わなければ踊ることは出来ません。そのためにはトゥシューズはぴったりのサイズでなければいけません。トゥシューズで踊っていくうちに筋肉や技術が変化していくと自分に合うトゥシューズが変わって来ます。フィッティングだけでは自分に合うトゥシューズか判断出来ません。色々なトゥシューズを履いて自分に合うトゥシューズを見つけましょう。

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