バレエを始めて数ヶ月。最初のうちは毎回のレッスンが楽しくて仕方なかったのに、ある日ふと「今日は行きたくないかも…」と思う瞬間。
——それは、誰にでも訪れる**“モチベーションの波”**です。
特に20代は、仕事・恋愛・プライベートなど、バレエ以外にもやることが多く、心や体が疲れてしまう時期。
でも安心してください。多くの大人バレリーナたちが、同じような壁を乗り越えてきました。
この記事では、実際の20代女性たちのリアルな体験談をもとに、モチベーションが下がった時にどう乗り越えたか、そして再びバレエを楽しむためのヒントを紹介します。
「上達していない」と感じたときに気づいたこと
💬 体験談①:あんなさん(27歳・会社員)
「動画を撮って自分の踊りを見たとき、理想と違いすぎて落ち込みました。でも先生に『前の動画と比べてみて』と言われて、少しずつ足の使い方や姿勢が良くなっていることに気づいたんです。」
バレエは、努力が“じわじわ”と現れる世界。
すぐに上達を感じられないからこそ、過去の自分と比較してみることが大切です。
📍対処法ポイント
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レッスン動画を月1回撮影して、変化を確認する
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「できなかったことが1つできた日」を手帳に書く
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SNSで他の大人バレリーナの成長記録を見て励まされる
👉 Instagram #大人バレエで共感できる投稿を探してみるのもおすすめ。
忙しくてレッスンに行けない時の工夫
💬 体験談②:みほさん(25歳・デザイナー)
「仕事が忙しくて、2週間バレエに行けなかった時期がありました。その間、寝る前にYouTubeのバレエストレッチ動画を見ながら5分だけ体を動かすようにしました。次のレッスンでもブランクを感じずに済みました!」
バレエは、続けるリズムが大切。
レッスンに行けない週があっても、「全くゼロ」にしなければ感覚は維持できます。
📍対処法ポイント
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毎日寝る前に「5分ストレッチ」を習慣化
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駅のホームやオフィスで“つま先立ちエクササイズ”
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朝の身支度中に「バレエ立ち」で姿勢を意識
💡参考動画:
→ Royal Opera House公式チャンネル|バレエトレーニング
周りと比べて焦った時の気持ちの整理法
💬 体験談③:さきさん(24歳・公務員)
「同じクラスの人がどんどん上手になっていくのを見て、自分だけ取り残された気持ちになりました。でも先生が“あなたのペースでいいのよ”と言ってくれたことで、焦らず続ける大切さに気づきました。」
バレエには年齢も個人差もあります。
“誰かと比べる”より、“昨日の自分”と比べることが上達の近道です。
📍対処法ポイント
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SNSの「理想のバレエ投稿」から少し距離を置く
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「自分がバレエを始めた理由」を紙に書き出してみる
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自分のペースを尊重してくれる先生・クラスを選ぶ
「やる気が出ない日」を悪く思わない
💬 体験談④:まいさん(29歳・看護師)
「夜勤続きで体が限界の時は、無理せず休むようにしました。すると、次のレッスンで“やっぱりバレエが好き!”と心から思えたんです。」
やる気が出ない日があるのは、バレエを本気でやっている証拠。
心も体もリセットする時間を取ることで、また踊る喜びが戻ってきます。
📍対処法ポイント
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「休む=悪いこと」ではなく「準備期間」と考える
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バレエ映画や舞台を観てモチベーションを再点火
→ 新国立劇場バレエ団|公演情報
自分を励ます“小さなご褒美”を用意しよう
継続には、ポジティブな報酬が欠かせません。
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レッスン後にお気に入りのカフェでコーヒーを飲む
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新しいレオタードを買う
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成長を記録する「バレエノート」をつける
こうした「自分を喜ばせる仕組み」を作ることで、モチベーションは自然に続きます。
まとめ
モチベーションは、波があるのが自然。
大切なのは、「落ちたときにどう立ち上がるか」。
週1回でも、月に数回でも、あなたが踊ることをやめなければ、確実に前進しています。
「バレエをやめたくなった日も、きっとバレエはあなたを待っています。」
焦らず、ゆっくり、自分のペースで。
20代の今だからこそ育てられる“芯の強さ”が、あなたの美しさを支えてくれるはずです。
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