発表会の舞台メイクは、普段のメイクとはまったく別物。照明の強さ・客席との距離・汗による崩れなど、舞台ならではの条件を考えた“特別なメイク”が必要です。特に子どものバレエ発表会では、正しい姿勢とストレッチで怪我を防ぎながら、舞台映えするメイクを心がけましょう。
この記事では、
必要な道具 → メイクの順番 → きれいに仕上げるコツ → 外部リンク(参考リソース)
まで、発表会当日に迷わないよう完全ガイドとしてまとめました。バレエの発表会は、子どもの非認知能力を育む貴重な機会でもあります。
初心者でも“本番に耐える舞台メイク”が自分でできる!
■ なぜ舞台メイクが必要?(初心者向け解説)
舞台は強いライトが当たり、顔の影が飛びやすい環境です。
そのため、
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普段の2〜3倍濃いコントラスト
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くっきりした目元と眉
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遠くから見ても整う輪郭
が求められます。
逆に薄いメイクだと、
「顔がのっぺりして見える」「表情が見えない」
などの失敗につながります。また、舞台メイクは発表会の舞台裏準備の一環として、子どもたちの自信にもつながります。
■ 必要な道具一覧(初心者向け・最低限でOK)
【ベースメイク】
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化粧下地(皮脂テカリ防止系)
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舞台用 or しっかりカバーできるファンデーション
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コンシーラー
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ルースパウダー(マットタイプ)
【アイメイク】
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アイシャドウ(肌色・ブラウン・濃色系)
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ペンシルアイライナー(黒 or ダークブラウン)
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リキッドアイライナー
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マスカラ(ボリュームタイプ)
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付けまつげ(必要に応じて)
【眉・チーク・リップ】
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アイブロウペンシルまたはパウダー
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チーク(ローズ系 or コーラル系)
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リップライナー
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落ちにくいリップ(赤・ローズ系)
【その他】
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メイクスポンジ
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ブラシ類
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メイク固定スプレー
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綿棒・ティッシュ
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メイク直し用パウダー
■ 舞台メイクの正しい順番(完全HOW TO)
① スキンケア(保湿 → ベタつきをとる)
乾燥しすぎても崩れるので保湿は必須。ただし“しっとりしすぎ”は禁物。
仕上げに軽くティッシュオフして余分な油分を取ります。
② 下地(キープ力の土台)
皮脂対策できる下地がおすすめ。Tゾーンは丁寧に。
③ ファンデーション(均一に・厚塗りNG)
舞台用はカバー力が高いのでスポンジで叩き込むように。
首との色差が出ないよう、フェイスラインまでしっかり。
④ コンシーラー
クマ・赤み・小さなニキビ跡をピンポイントで補正。
厚塗りしないほうが仕上がりがきれい。
⑤ フェイスパウダー(マットに固定)
大きめブラシでふわっと。汗で崩れにくいベースを作ります。
⑥ シェーディング(舞台で最重要)
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頬骨の下
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フェイスライン
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鼻横
に影を入れ、輪郭をはっきりさせます。
舞台では“少し濃いかな”くらいがちょうど良い。
⑦ アイメイク(メイン工程)
● アイシャドウ
① 肌色 → まぶた全体
② 中間色(ブラウン) → 二重より広め
③ 濃色 → 目のキワに細く
照明で飛ぶので“実際より濃いめ”が正解。
● アイライン
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上まぶた:太めにしっかり
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目尻:5mmほど外へ流すと舞台映え
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下まぶた:黒目の下だけに細く
● マスカラ
ボリュームタイプでしっかり。
まつげが弱い子は軽い付けまつげも◎。
⑧ 眉(表情が決まる)
普段より少し濃く・長めに。
眉山はしっかり角度を出すと舞台で強く見える。
⑨ チーク
頬骨よりやや下→斜めに入れると顔が立体的に。
丸く入れると可愛らしい印象で子どもに人気。
⑩ リップ
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輪郭をリップライナーで取る
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口角を少し上げる
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発色の良い赤・ローズ系で仕上げる
グロスは照明で反射しすぎるため基本不要。
⑪ メイク固定スプレー(必須)
長時間崩れにくい強い味方。
汗の多い子や夏の発表会は特に必須です。
■ 仕上がりを良くするプロのコツ5つ
① 離れて(2〜3m)鏡で確認
近くで良くても、遠くでボケることがあります。
② “コントラスト”を意識
濃淡差がないと表情が見えません。
③ テカリは舞台の敵
脂取り紙→パウダーの順で押さえる。
④ 子どもの場合、濃くしすぎない
可愛さを残しつつ“必要な部分だけ強調”。
⑤ 演目に合わせて微調整
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クラシック:眉はやや強め、アイライン長め
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キャラクター:色味を足す
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コンテンポラリー:目元の濃さ控えめも可
■ 発表会当日の持ち物チェックリスト(コピペOK)
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付けまつげ・のり
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綿棒・ティッシュ
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ベース用パウダー
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リップ
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メイクスプレー
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鏡
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前髪止め・ピン
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