バレエのターンは、観客の目を引きつける華やかな動きのひとつです。しかし、初心者にとっては「目が回る」「バランスが崩れる」と苦手意識を持ちやすいステップでもあります。
ここでは、初心者でも美しく、安定して回れるようになるためのポイントと練習方法をご紹介します。
ターンがうまくいかない原因
初心者がターンでつまずく原因は、大きく分けて次の3つです。
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体幹が安定していない:回転中に重心がブレてしまう
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目線が定まらない:視線が泳ぐと方向感覚が失われる
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回る前の準備不足:姿勢やポジションが正しくないまま回転してしまう
これらをひとつずつ改善すれば、ターンの成功率はぐんと上がります。
ターンを美しく回るための3つの基本
1. 体幹を意識する
ターンは、脚だけで回るのではなく、体幹を軸にして回ります。お腹と背中を引き締めて「一本の棒」になったイメージを持ちましょう。
2. スポッティング(目線の固定)
目線を一定のポイントに固定し、回転中に首を素早く切り返すことで、方向感覚を保ちます。これができると目も回りにくくなります。
3. 姿勢の準備
回る前に背筋を伸ばし、肩を下げてリラックス。重心は足の親指の付け根あたりに置きます。
ターンの種類と特徴
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ピルエット(Pirouette):片足で立ち、もう一方の足をパッセの位置にして回転する基本のターン
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フェッテ(Fouetté):舞台でよく見られる連続回転。高度な技術が必要
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シェネ(Chaînés):両足を交互に使って素早く連続で回るターン
初心者はまずピルエットから習得するとよいでしょう。
自宅でできるターン練習法
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壁を使ってバランス練習
壁に軽く手を添えて、片足で立つ時間を伸ばします。 -
スポッティング練習
鏡の前で視線を一点に固定しながら首を回す動作を繰り返します。 -
半回転から始める
最初から一回転を目指さず、半回転→一回転→二回転と段階的に練習します。
ターンが上達すると踊りが変わる
ターンは単なる回転技術ではなく、踊り全体の表現力を高める要素です。
スムーズで安定したターンができるようになると、舞台上での存在感も大きく変わります。
まとめ:ターンは「コツ+練習」で必ず上達する
最初はうまく回れなくても、正しいフォームと練習を重ねれば必ず美しいターンができるようになります。
焦らず、自分の体と向き合いながら練習を続けていきましょう。