「開脚が苦手で床に近づけない…」
「股関節まわりが硬くてストレッチがつらい…」
そんな悩みを抱えている人の原因のひとつが、太もも内側にある「内転筋(ないてんきん)」の硬さです。
内転筋は股関節の安定性を担い、脚を内側に閉じる動作に使われる筋肉群。柔らかさを保つことで、開脚の可動域が広がり、股関節や腰への負担も軽減できます。
内転筋が硬いとどうなる?
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開脚やあぐらの姿勢が取りにくい
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骨盤や股関節の動きが制限される
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下半身の血流が滞りやすい
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膝や腰の痛みの原因になることも
特に長時間のデスクワークや運動不足の人は、内転筋が縮んで硬くなりやすいので注意が必要です。
簡単!内転筋ストレッチ
① バタフライストレッチ
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床に座り、両足裏を合わせてあぐらのように座る
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両手で足先をつかみ、背筋を伸ばす
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両ひざを床に近づけるように軽く押す
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内ももに伸びを感じたら20〜30秒キープ
🔹 ポイント:背中を丸めないこと。股関節から曲げるイメージで行うと効果大。
② 横開脚ストレッチ
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床に座って両足をできる範囲で左右に開く
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両手を前に伸ばし、上体をゆっくり前に倒す
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内ももの伸びを感じたところで20〜30秒キープ
🔹 ポイント:無理に床に胸をつける必要はなく、自分のペースでOK。
③ 片足ワイドランジ
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足を大きく横に開き、片側に体重をかけて腰を落とす
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反対の足は伸ばして、つま先を上に向ける
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伸ばしている足の内ももが伸びているのを感じながら20〜30秒キープ
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左右を入れ替えて同様に行う
🔹 ポイント:股関節からじんわり伸ばすイメージで、呼吸を止めないこと。
ストレッチのコツ
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呼吸を深く続ける → 力が抜けて筋肉が伸びやすい
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反動をつけない → 急に伸ばすとケガにつながる
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少しずつ可動域を広げる → 毎日コツコツ続けるのが一番効果的
まとめ
内転筋を柔らかくすることで、
✅ 開脚がラクになる
✅ 股関節の可動域が広がる
✅ 膝や腰の負担が軽くなる
✅ 下半身の血流が良くなり、むくみ解消にも効果的
デスクワークの合間や運動後に、今回紹介したストレッチを習慣にしてみてください。
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