バレエを始めると、レッスン中に耳にする英語の専門用語がたくさんあります。初心者にとって、フランス語や英語の用語は覚えるのが大変ですが、基本を押さえることでレッスンがもっと楽しく、理解しやすくなります。この記事では、バレエ初心者でも覚えやすい英語の基本用語をまとめ、日常レッスンで役立つポイントも解説します。
1. バレエでよく使われるポジションの英語
バレエには、体の位置や足のポジションに関する基本用語があります。これを理解するだけでも、レッスンがスムーズになります。
1.1 足のポジション(Positions of the Feet)
- First Position(ファーストポジション)
両足をかかとを揃えて開く基本の立ち方。初心者が最初に覚えるべきポジションです。 - Second Position(セカンドポジション)
足を肩幅より広く開いた立ち方。バランスをとる練習に使います。 - Third Position(サードポジション)
片方のかかとをもう一方の足のアーチに置くポジション。 - Fourth Position(フォースポジション)
足を前後に開き、肩幅より少し広く立つポジション。 - Fifth Position(フィフスポジション)
両足を完全に交差させる、クラシックバレエの基本中の基本ポジション。
1.2 腕のポジション(Positions of the Arms)
- First Position(ファーストポジション):腕を前で丸くして持つ。
- Second Position(セカンドポジション):腕を横に広げる。
- Third Position(サードポジション):一方の腕を前に、もう一方を横に。
- Fourth Position(フォースポジション):一方の腕を前、もう一方を上に。
- Fifth Position(フィフスポジション):腕を頭上に丸く持ち上げる。
2. 基本的なバレエの動きの英語
バレエのレッスンでは、動きの名前を英語で呼ばれることが多いです。動作を理解して覚えることが大切です。
- Plié(プリエ):膝を曲げる動き。
- Tendu(タンデュ):足を床に沿って伸ばす動き。
- Dégagé(デガジェ):足を床から少し離して伸ばす動き。
- Rond de Jambe(ロン・ド・ジャンブ):足で円を描く動き。
- Fondu(フォンデュ):片足で沈み込むように曲げる動き。
- Frappé(フラッペ):足を床で打つように伸ばす動き。
- Grand Battement(グラン・バットマン):大きく足を蹴り上げる動き。
- Relevé(ルルベ):つま先立ちになる動き。
- Pirouette(ピルエット):回転の動き。
- Arabesque(アラベスク):片足で立ち、もう片方の足を後ろに伸ばす姿勢。
3. バレエ用語を覚えるコツ
バレエ初心者が英語用語を覚えるのは最初は難しいですが、コツを押さえると覚えやすくなります。
- レッスン中に口に出す
「プリエ、タンデュ」と実際に声に出すことで記憶に残りやすくなります。 - 動きとセットで覚える
単語だけで覚えるより、動作とセットで覚えると定着しやすいです。 - フラッシュカードを作る
1枚に用語、裏に意味や絵を描くと楽しく復習できます。 - 動画で確認する
YouTubeやバレエレッスン動画で、動きと英語の用語を同時に確認しましょう。
4. よく使われるその他のバレエ英語
- Adagio(アダージョ):ゆっくりした動きの練習。
- Allegro(アレグロ):速い動きの練習。
- Port de Bras(ポール・ド・ブラ):腕の動き。
- Chassé(シャッセ):滑るように足を動かすステップ。
- Jeté(ジュテ):跳ぶステップ。
5. まとめ
バレエの英語用語は、初心者でも基本のポジションと動作を押さえるだけで十分です。最初からすべてを覚えようとせず、少しずつレッスンで実践しながら覚えることが成功の秘訣です。
この記事で紹介した用語をレッスン前に復習するだけで、先生の指示が理解しやすくなり、バレエがもっと楽しくなります。ぜひ、自分専用のバレエ英語ノートを作ってみてください。