呼吸が浅くなると、肩こり・首こり・疲れやすさ・姿勢の乱れなど、さまざまな不調につながります。特に現代人はスマホやPC作業で胸が縮こまり、肋間筋や大胸筋、腹斜筋の柔軟性が低下しやすいのが問題です。
そこでおすすめなのが 1日たった5分でできる呼吸改善ルーティン。
朝・昼・夜それぞれに取り入れることで、1日中深くスムーズな呼吸ができる体を作れます。
このルーティンの効果
-
肋間筋・大胸筋・腹斜筋をほぐし、胸郭が広がる
-
肩・背中・腰の緊張を軽減
-
姿勢改善(猫背・巻き肩の予防)
-
呼吸の深さが増え、酸素摂取量アップ
-
リラックス効果でストレス軽減
朝:目覚めの呼吸リセット(約2分)
① サイドリーチで脇腹と肋間筋を伸ばす
-
足を肩幅に開いて立つ
-
両手を頭上に伸ばし、手のひらを合わせる
-
息を吸いながら背を長く伸ばし、吐きながら体を右に倒す
-
左右各20秒
ポイント:
-
「脇腹が風船のように膨らむ」イメージで呼吸
-
朝の眠気を吹き飛ばし、胸郭が目覚めます
② 仰向けで胸を開く
-
仰向けで寝て、両腕を「Y字」に広げる
-
息を吸いながら胸を膨らませ、肋骨が広がるのを意識
-
吐きながら全身を脱力
-
30秒 × 1回
ポイント:
-
朝の寝起きに最適、胸の開きと呼吸のスムーズさを同時に改善
昼:デスクワーク合間の呼吸改善(約1分)
① 椅子でできる胸郭ストレッチ
-
椅子に浅く腰掛ける
-
両手を頭の後ろで組み、肘を広げる
-
息を吸って背骨を長く、吐きながら少し後ろに反る
-
10秒 × 3回
ポイント:
-
猫背・巻き肩をリセット
-
胸郭が広がり、呼吸が深くなる
② 肩甲骨開き
-
両腕を肩の高さで横に伸ばす
-
肘を軽く曲げて後ろに引く
-
背中の中心(肩甲骨間)の伸びを意識
-
10秒 × 2回
ポイント:
-
肋間筋と肩甲骨周りを同時にほぐすことで、呼吸がより楽になる
夜:寝る前リラックス呼吸(約2分)
① 仰向けツイストストレッチ
-
仰向けになり両膝を立てる
-
膝を左に倒し、顔は右に向ける
-
息を吸いながら肋間筋を広げ、吐きながら脱力
-
左右各30秒
ポイント:
-
腹斜筋と肋間筋を同時に伸ばせる
-
リラックスしながら胸郭が開き、深い呼吸に
② 腹式呼吸で全身リラックス
-
仰向けで手をお腹に置く
-
鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
-
口からゆっくり吐き、お腹をへこませる
-
5回〜10回
ポイント:
-
自律神経を整え、睡眠の質向上にも効果的
ルーティンを続けるコツ
-
時間を決めて習慣化:朝起きたら布団の上で、昼はデスク前で、夜は寝る前に
-
呼吸を意識する:ストレッチと呼吸を連動させるのが効果の鍵
-
無理をしない:痛みではなく「気持ちいい伸び」を感じる
まとめ
この 1日5分の呼吸改善ルーティン を続けることで、
-
肋間筋・大胸筋・腹斜筋の柔軟性アップ
-
猫背・巻き肩改善
-
呼吸が深くなり疲れにくい体
を手に入れられます。
朝・昼・夜の短い時間を活用して、1日を通して呼吸がしやすくなる体を作りましょう。
-1-120x120.png)