バレエ 英語 指示の意味|クラスで困らないための必須知識

海外の先生のレッスンを受けたとき、英語での指示が理解できずに戸惑った経験はありませんか?
バレエのクラスでは、動きやリズムを表す**英語の指示(英語のレッスン用語)**が頻繁に使われます。

日本のスタジオでも、海外留学やワークショップを目指すダンサーに向けて英語でのレッスンを取り入れる先生が増えています。
つまり、英語の指示の意味を知っておくことは、バレエを学ぶうえで欠かせないスキルなのです。

この記事では、レッスンでよく使われる英語の指示表現を詳しく解説します。
初心者でもすぐに理解できるように、例文と使い方も添えて紹介します。


🌸 1. バレエレッスンでよく聞く英語の指示とは?

バレエの先生が使う英語の指示は、ほとんどが動作を明確に伝えるための短いフレーズです。
「どこから始めるのか」「どう動くのか」「何回繰り返すのか」などを簡潔に表します。

たとえば:

  • “From the top!”(最初から!)

  • “One more time!”(もう一度!)

  • “Hold your balance.”(バランスをキープして。)

これらを理解していると、先生の指示を聞いた瞬間に動けるようになります。


🩰 2. スタート位置や順番を示す英語指示

🔹 From the top(フロム・ザ・トップ)= 最初から

練習や振付を「最初からやり直す」という意味です。

“Let’s do it from the top!”(最初からやりましょう!)

🔹 From the corner(フロム・ザ・コーナー)= 角(斜め前)から

センターでのコンビネーションのときによく聞きます。

“Start from the corner, please.”(角から始めてください。)

🔹 In groups(イン・グループス)= グループごとに

大人数のクラスでは、順番を分けるための合図です。

“Let’s go in two groups.”(2グループでいきましょう。)

🔹 Take turns(テイク・ターンズ)= 順番にやって

“Take turns going across the floor.”(順番にフロアを渡ってください。)


💃 3. 動作に関する英語指示の意味

先生がレッスン中に動きの修正やアドバイスをするときに使う英語です。

🔹 Hold your balance.(ホールド・ユア・バランス)= バランスを保って

ポワントやピルエットの後などに使われます。

🔹 Stretch your knees.(ストレッチ・ユア・ニーズ)= 膝を伸ばして

“Stretch your knees and point your toes.”(膝を伸ばして、つま先を伸ばして。)

🔹 Point your toes.(ポイント・ユア・トウズ)= つま先を伸ばして

🔹 Relax your shoulders.(リラックス・ユア・ショルダーズ)= 肩の力を抜いて

🔹 Keep your chin up.(チン・アップ)= あごを上げて、堂々と立って

🔹 Use your arms gracefully.(ユーズ・ユア・アームズ・グレースフリー)= 優雅に腕を使って

🔹 Don’t rush.(ドント・ラッシュ)= 急がないで

🔹 Control your movement.(コントロール・ユア・ムーブメント)= 動きを丁寧にコントロールして


🎵 4. リズムやテンポに関する英語指示

英語クラスでは音楽とのタイミングを取るための表現も多く使われます。

🔹 Listen to the music.(リッスン・トゥ・ザ・ミュージック)= 音楽をよく聴いて

🔹 Stay on the music.(ステイ・オン・ザ・ミュージック)= 音に合わせて動いて

🔹 Faster / Slower(ファスター/スロウワー)= もっと速く/もっとゆっくり

🔹 On count eight!(オン・カウント・エイト)= 8カウントで!

🔹 Count in your head.(カウント・イン・ユア・ヘッド)= 頭の中で数えて


👣 5. 練習回数や繰り返しを示す英語指示

🔹 Once more!(ワンス・モア)= もう一度!

“Once more from the beginning!”(最初からもう一度!)

🔹 Two times each side.(トゥー・タイムズ・イーチ・サイド)= 各サイド2回ずつ

🔹 One by one.(ワン・バイ・ワン)= 一人ずつ

🔹 Repeat after me.(リピート・アフター・ミー)= 私のあとに繰り返して

🔹 Practice makes perfect.(プラクティス・メイクス・パーフェクト)= 練習が完璧をつくる


🗣️ 6. 先生のコメント・修正でよく使われる英語

🔹 That’s better!(それの方がいい!)

🔹 Beautiful arms!(腕の使い方が美しい!)

🔹 Keep working on it.(その調子で練習を続けて。)

🔹 Watch your posture.(姿勢に気をつけて。)

🔹 Make it bigger!(もっと大きく動いて!)

🔹 Don’t forget to smile!(笑顔を忘れないで!)

これらの言葉は先生がポジティブなフィードバックを与えるときによく使います。
意味を理解しておけば、注意を受けても落ち込まずに改善に活かせます。


🎓 7. 生徒が使える英語の返答フレーズ

先生の指示に対して、簡単な英語で答えられるようにしておくと印象が良くなります。

  • “Yes, thank you.”(はい、ありがとうございます。)

  • “Got it.”(わかりました。)

  • “Okay, I’ll try again.”(わかりました、もう一度やってみます。)

  • “I understand.”(理解しました。)

  • “Can I try one more time?”(もう一度試してもいいですか?)

  • “Thank you for your correction.”(ご指導ありがとうございます。)


🌍 8. 海外クラスで役立つポイント

✅ 短く返すことを意識する

長い英語を話す必要はありません。
“Yes.” “Okay.” “I see.”などの短い返事でも十分です。

✅ 先生のジェスチャーを観察

英語が聞き取れないときは、先生の体の動きをよく見ましょう。
言葉よりも「デモンストレーション」で理解できることが多いです。

✅ 同じ指示を何度も聞いて覚える

何度も耳にする英語の指示は、自然と体に染み込んでいきます。
レッスン後にノートに書き留めて復習すると定着しやすいです。


💡 9. まとめ|英語の指示を理解してレッスンをもっと楽しく

英語の指示を理解できるようになると、海外クラスや留学でも自信を持ってレッスンに参加できます。
最初は単語の意味がわからなくても、聞き慣れていくうちに自然と理解できるようになります。

この記事で紹介した英語の指示を覚えておけば、
✔ 海外講師のレッスンに自信を持って参加できる
✔ 英語で学ぶバレエ動画も理解しやすくなる
✔ 世界中のダンサーと同じ言葉で踊れる

英語は“バレエの共通言語”です。
動きと一緒に言葉も覚えて、国境を越えたダンスの世界を楽しみましょう。

error: Do not copy!
上部へスクロール