ハムストリングを伸ばすおすすめストレッチ5選

バレエやダンス、ヨガ、スポーツ全般において柔軟性は欠かせない要素です。その中でも特に重要なのがハムストリング(太ももの裏の筋肉群)。ここが硬いと、前屈ができない、バレエで脚が上がらない、姿勢が崩れる、腰痛や膝痛の原因になる…など多くのトラブルにつながります。

本記事では、初心者から経験者まで実践できる ハムストリングを効果的に伸ばすおすすめストレッチ5選 をご紹介します。


1. 前屈ストレッチ(シンプル前屈)

方法

  1. 両足を腰幅に開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら、股関節から上体を前に倒します。
  3. 膝は軽く曲げてもOK。背中を丸めずに股関節から倒す意識を持ちましょう。
  4. 両手を床につける、または足首をつかみます。

ポイント

  • 膝を無理に伸ばしきらなくてもOK。徐々に伸ばすことが大切です。
  • 30秒〜60秒キープしましょう。

2. 片足前屈ストレッチ(ハーフスプリット)

方法

  1. 床に膝立ちになり、片足を前に伸ばします。
  2. 前に出した足のつま先を天井方向へ向けます。
  3. 背筋を伸ばしたまま、上体を前に倒していきます。

ポイント

  • 伸ばした足のハムストリングにじんわり効くのを感じましょう。
  • 片足ずつ30秒〜1分行います。

3. 仰向けタオルストレッチ

方法

  1. 仰向けに寝転び、片足を天井方向に上げます。
  2. タオルやヨガストラップを足裏にかけ、両手で引き寄せます。
  3. 余裕があれば反対の足は床につけたまま伸ばします。

ポイント

  • 腰が浮かないように注意しましょう。
  • 膝を無理に伸ばさず、心地よい範囲で行います。

4. 開脚前屈ストレッチ

方法

  1. 床に座り、両足をできるだけ開きます。
  2. 背筋を伸ばし、股関節から前に倒れます。
  3. 両手を前に歩かせ、できる範囲で上体を下げましょう。

ポイント

  • 背中を丸めず、股関節から倒す意識が大事。
  • 無理に広げるよりも、じわじわ柔軟性を高めることを優先しましょう。

5. 壁を使ったハムストリングストレッチ

方法

  1. 壁に仰向けで近づき、片足を壁に立てかけます。
  2. もう片方の足は床に伸ばしたまま。
  3. 足裏を壁に押し当てるようにしてストレッチします。

ポイント

  • 体が硬い人でも安全に伸ばせる方法です。
  • 壁の高さを変えることで強度を調整できます。

ストレッチの効果を高めるコツ

  • 呼吸を意識する:息を吐くときに筋肉が緩みやすくなります。
  • 反動をつけない:ゆっくり伸ばし、反動をつけるとケガの原因になります。
  • 毎日少しずつ続ける:1回で劇的に柔らかくなることはありません。コツコツ続けることが大切です。

まとめ

ハムストリングが柔らかくなると、バレエでの脚の高さや動きの美しさだけでなく、日常生活でも腰や膝の負担を減らせます。今回ご紹介した

  • 前屈ストレッチ
  • 片足前屈ストレッチ
  • 仰向けタオルストレッチ
  • 開脚前屈ストレッチ
  • 壁を使ったストレッチ

を取り入れて、しなやかで美しい体づくりを目指しましょう!

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