目が大きく見える！バレエ舞台アイメイク完全ガイド｜ラリーズスクールオブバレエ高田馬場校

バレエの舞台では、普段のメイクでは照明に負けて 目が小さく見える・表情が伝わらない という悩みが多くあります。
その原因は、バレエ特有の「強い舞台照明」と「客席との距離」。
普段より 2〜3倍強調したアイメイク をしないと、顔の印象が薄くなってしまうのです。

この記事では、初心者でも失敗しない
“目を大きく見せるバレエ舞台アイメイク” の完全ガイド を順番に解説します。

◆ 1. まずは基本方針：舞台アイメイクは“濃さ × 立体感”

舞台メイクの目的は 目の形を大きく見せ、白目の面積を広く見せる こと。
そのために必要なのは以下の3つ。

影（シャドウ）で奥行きを出す
アイラインで目の枠を大きく外側へ広げる
まつげで目の縦幅を強調する

これを意識するだけで、初心者でも驚くほど目が大きく見えます。

◆ 2. アイシャドウ｜濃淡で“目の奥行き”を作る

舞台では、いつもより 濃い色 を選ぶのが基本。
ブラウン・赤みブラウン・ワイン系などがおすすめです。

● アイシャドウの順番

① ベース（明るい色）をまぶた全体に
→ 白・ベージュで土台の明るさを作る

② 中間色をアイホールにしっかり広げる
→ ここが濃いほど目が大きく立体的に見える

③ 濃い締め色を目尻の“くの字”に
→ 横幅が広がり、大きな目に見える

● 下まぶたにも影を入れる

目尻側1/3に中間色を薄く入れるのがポイント。
これだけで 目の縦横が両方拡張 されます。

◆ 3. アイライン｜太く・長くが舞台では正解！

客席から見たとき、普段の細いアイラインはほぼ見えません。
舞台メイクでは 自分が思うより“2倍太く・長く” するのがコツ。

● 上まぶた

まつげの根元を埋めるように太めに
目尻は5〜7mmほど長く、やや上げて引く
→ 目の横幅がぐっと広がる

● 下まぶた

黒目下は空けて“白目を広げる”
目尻側1/3にだけ細くライン
→ 下全体にラインを引くと逆に小さく見えるので注意

◆ 4. まつげ｜つけまつげは初心者でも効果絶大！

つけまつげは舞台アイメイクの“必須アイテム”。
目の縦幅・存在感が一気に増します。

● 選ぶポイント

長め・密度がしっかりあるタイプ
目尻が長いデザインが舞台向き

● さらに大きく見せたい場合

上まつげを2枚重ねる “二重つけ”
下まつげは目尻側だけにつけると自然に盛れる

◆ 5. 涙袋メイクで“白目の範囲”を最大化

白目の面積が広がると、目が大きく見える効果は絶大。

● やり方

黒目の下に明るいベージュを薄く
パールを少量のせて光を集める
下まぶたに影をほんのり入れて形を作る

自然な涙袋は、舞台写真でも表情を柔らかく見せる効果があります。

◆ 6. ハイライトで“目に光を入れる”

照明に負けない「光のポイント」を入れると、
目がキラッと立体的に見えます。

● 入れる場所

目頭（インサイドコーナー）
眉下の骨
上まぶたの中央

舞台では“少し強め”のハイライトでOK。

◆ 7. 舞台アイメイクのNG例

初心者がやりがちなミスはこちら。

シャドウを薄く入れる → のっぺりして目が小さい
アイラインが細い → 客席から見えない
つけまつげが短い → 効果が弱い
下まぶたにラインを引きすぎる → 逆に小さく見える
ラメだけで仕上げる → 立体感が消える

◆ まとめ｜“濃さ・影・まつげ”で目は何倍も大きく見える！

バレエの舞台で目を大きく見せるために必要なのはこの5つ。

アイシャドウは濃淡しっかり
アイラインは太く＆長く
つけまつげで縦幅UP
涙袋で白目を広げる
ハイライトで光を入れる

この手順を守るだけで、
照明の中でもはっきり・大きく・表情豊かな目 が完成します。

目が大きく見える！バレエ舞台アイメイク完全ガイド