幼児(3〜6歳)のバレエ発表会や舞台メイクは、「どこまでやればいいの?」「肌に負担をかけない方法は?」と悩むママ・パパが多いところ。
幼児の舞台メイクは “やりすぎない”のが正解 です。
ここでは、初心者でも失敗しない 気をつけるべき3つのポイント と、最低限必要なメイクセット を分かりやすくまとめます。
幼児の舞台メイクで気をつけるポイント①:肌に負担をかけない
幼児の肌は薄く、乾燥しやすく、刺激に弱いのが特徴。
そのため、舞台メイクでは 「負担の少ないものを最小限に」 が基本です。
意識したいポイント
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石けんで落とせる or 低刺激クレンジングで落ちるものを選ぶ
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強い香料・ラメ・アルコール入りは避ける
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厚塗りはNG、必要最低限の補正だけ
メイク前の保湿がもっとも大切!
乾燥した状態の肌にファンデを塗ると、負担が大きくなるため
メイク前は必ず化粧水+乳液で保湿してください。
幼児の舞台メイクで気をつけるポイント②:濃くしすぎない(自然に)
舞台映えを意識して濃くしがちですが、幼児は 薄めが可愛く見える のがポイント。
強めのシャドウや濃いチークは幼さが消えてしまい、逆に不自然に。
色選びのコツ
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チークは「ピーチピンク」や「淡いローズ」
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アイシャドウはベージュ〜淡いピンク程度
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リップは血色が少し足される明るめピンクが最適
舞台では照明が強いため、少し色を入れるだけで十分映えます。
幼児の舞台メイクで気をつけるポイント③:短時間で仕上げる
幼児はじっとしていられないので、本番前に時間をかけず仕上げられるメイク を用意するのが大切。
準備のコツ:
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事前に家で“軽く練習”しておく
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ベースは薄いパウダーだけにするなど工程を減らす
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ペンシルよりパウダー中心で安全に
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本番日の朝に厚いメイクはしない(肌負担になるため)
「短く・簡単に・嫌がられない」が成功の鍵です。
幼児の舞台メイク|最低限必要なメイクセット
幼児は多くの道具を使う必要はありません。
下記の 5つ があれば十分舞台映えします。
① 保湿クリーム(必須)
メイク前の保湿は最重要。
乾燥肌の子ほどしっかり塗ってあげてください。
② 石けん落ちUV下地 or 軽いミネラルパウダー
幼児の場合、厚塗りファンデは不要。
ほぼ「整肌+テカり防止」でOK。
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くすみ → パウダーで軽く明るさを
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肌荒れ → ミネラルファンデで薄くカバー
③ やさしい発色のチーク
幼児の舞台メイクで最重要アイテム。
少しの血色をつけるだけで舞台映えが大きく変わります。
頬の高い位置に“にこっ”の笑顔ラインで入れると可愛さUP。
④ 明るめピンクのリップ
濃い赤リップは幼児に不自然なので、
「青みピンク〜明るいローズ」系を選びましょう。
落ちにくいリップなら、本番中につけ直し不要。
⑤ アイブロウパウダー(必要な子のみ)
眉が薄い子は、ふんわり色を足す だけで表情がくっきりします。
濃く描く必要はありません。
まとめ:幼児メイクは“足しすぎない”のが一番かわいい
幼児の舞台メイクは、
① 肌に優しいアイテム
② 自然な色味
③ 短時間でできる工程
この3つを守れば、負担なく可愛く仕上がります。
幼さを残したまま照明に映える、やわらかいメイクにすることで
舞台の写真もぐっときれいに。
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