海外のバレエ学校へ留学を考えている方にとって、英語は避けて通れない大切なスキルです。
オーディションやレッスン、日常生活の中で、自分の気持ちや状況を英語で伝える力が必要になります。
この記事では、バレエ留学前に必ず覚えておきたい英語フレーズを、
「レッスン編」「学校生活編」「オーディション編」「日常会話編」に分けてご紹介します。
留学準備を進める方、海外のワークショップに参加する方はぜひ参考にしてください。
🩰 1. レッスンで使う英語フレーズ
海外のバレエ学校では、すべての指示が英語です。
先生の言葉が理解できないと、レッスンの流れに遅れてしまうことも。
ここでは、クラス中によく使われる英語フレーズを紹介します。
指示を理解するためのフレーズ
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“At the barre.”(アット・ザ・バー):バーでの練習を始めましょう。
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“In the center.”(イン・ザ・センター):センターで練習します。
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“From the corner.”(フロム・ザ・コーナー):角から順番に踊りましょう。
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“Repeat twice.”(リピート・トゥワイス):2回繰り返して。
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“Once more, with music.”(ワンス・モア・ウィズ・ミュージック):音楽に合わせてもう一度。
生徒として使えるフレーズ
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“Could you please show it again?”(もう一度見せていただけますか?)
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“May I go after her?”(彼女の後でやってもいいですか?)
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“I need to warm up.”(ウォームアップが必要です。)
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“I’m not sure about the combination.”(振付を少し忘れてしまいました。)
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“Is this correct?”(これで合っていますか?)
🎓 2. バレエ学校生活で使う英語フレーズ
寮生活やクラスメイトとの会話では、日常英会話のバレエ版が必要になります。
以下の表現は、海外のバレエ学校やアカデミーでよく使われるフレーズです。
クラスメイトと話すとき
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“Which class do you have next?”(次のクラスは何?)
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“Let’s stretch together.”(一緒にストレッチしよう。)
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“You did great in the adagio today!”(今日のアダージオ、とても良かったよ!)
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“I love your arabesque.”(あなたのアラベスク、すごくきれい。)
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“Let’s practice the variation together.”(一緒にヴァリエーションの練習しよう。)
学校生活で便利な表現
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“Where is the rehearsal studio?”(リハーサルスタジオはどこですか?)
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“Is there a dress code for class?”(クラスの服装ルールはありますか?)
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“What time does the performance start?”(公演は何時に始まりますか?)
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“Can I use the studio after class?”(クラス後にスタジオを使ってもいいですか?)
💃 3. オーディションで使える英語フレーズ
海外のバレエ学校やカンパニーのオーディションでは、英語での自己紹介や質疑応答が行われることがあります。
ここでは、オーディションで役立つフレーズを紹介します。
自己紹介・質問対応
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“Good morning. My name is ____.”(おはようございます。私の名前は〜です。)
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“I’m from Japan and I’ve been dancing ballet for ___ years.”(日本出身で、バレエ歴は〜年です。)
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“I would like to apply for the trainee program.”(トレーニー・プログラムに応募したいです。)
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“Could you tell me which variation we’ll do today?”(今日どのヴァリエーションを踊りますか?)
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“Thank you very much for this opportunity.”(この機会をありがとうございます。)
その他の重要フレーズ
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“Should we start on count one or five?”(1カウント目から始めますか?5からですか?)
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“Do we go on the right or left first?”(右から始めますか?左ですか?)
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“Would you like full out or marking?”(全力で踊りますか?マークだけですか?)
🌍 4. 留学生活で役立つ日常英語フレーズ
バレエ留学では、レッスン以外でも英語が必要です。
ホームステイや寮生活、買い物などのシーンで役立つ英語も覚えておきましょう。
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“Where can I buy pointe shoes?”(トウシューズはどこで買えますか?)
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“I need to see a physiotherapist.”(理学療法士に診てもらいたいです。)
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“My ankle hurts a little.”(足首が少し痛いです。)
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“Can I get a ride to the theatre?”(劇場まで乗せていってもらえますか?)
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“I’m here for the summer intensive.”(サマー・インテンシブのために来ました。)
🗝️ 5. 英語で自信を持って話すためのコツ
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短くても正確に言うことを意識する
完璧な文法より、「伝える勇気」が大切です。 -
よく使うフレーズを自分の口で練習
声に出して言うことで、発音と反射的な応答力が上がります。 -
先生の言葉を真似して覚える
海外の先生の発音やイントネーションを真似すると、自然な英語が身につきます。 -
スマホのボイスメモで録音練習
自分の発音を聞き返すと、改善ポイントが見えてきます。
🎀 まとめ
海外バレエ留学では、英語が「もうひとつの踊るためのツール」です。
英語のフレーズを知っているだけで、先生の指示を正確に理解し、自分の意見を伝えられるようになります。
「英語が苦手だから…」と不安に思う必要はありません。
バレエという共通言語を持つあなたなら、英語も必ず身につきます。
まずは今日紹介したフレーズから、毎日少しずつ声に出して練習してみましょう。
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